大腸検診

本日は、師走の寒い中大腸検診へ行ってきました。みなさん大腸カメラというと、嫌だな、怖いな、痛そうだな等、ひいてしまいがちですが、メリット、デメリット当日までの準備を含めてご紹介したいと思います

大腸カメラとは?

大腸カメラとは、人間ドックのオプションや、大きな病院での検査の際に行う検診です。大腸の検査というと検便を思い浮かべますが、大腸カメラは読んで字のごとく、カメラを大腸の中に入れて、大腸の中を目視しポリープがないか、ガンがないか、その他病気がないかを検査する方法となります。

日本人に増加傾向が著しい大腸がん。30~40歳代にも発症することがありますので注意が必要です。人間の目で大腸内をくまなく検査できる大腸ファイバースコープを使用することで、正確な検査結果が得られます。


筆者も数年前の検診で大腸にポリープがあり、除去を行いました。大腸ポリープを放置すると大腸癌へ進展するとのことで、なんとも恐ろしい限りです。見つかってよかった😃
厚生労働省でも指針として、大腸癌の検診を推奨しています

この記事では、大腸カメラ検診までの流れ、メリット、デメリットなどを紹介していきます。

大腸カメラ検診までの流れ

  1. 申し込み
    まずは申し込みです。社会人の方は会社で行っている人間ドックのオプションかもしくは検査項目に大腸カメラが入ってることもあるかと考えられます。個人で申し込む場合は、少し大きめの病院などの人間ドックや検査で申し込めば行うことができます。
    筆者はTJKのオプションの検診で申し込みました。検査だと、病気が見つかってもその場で対応ができないので病院を紹介してくれるとのことでした。

    流れ的には、以下で進んでいきます。料金は筆者の場合は検査のみで3000円程度でした
    ・日程を決めて申し込み
    ・事前の説明日の調整
    ・事前の説明(コロナ罹患、肝炎、高血圧出ないかなどの問診、検査の説明)
    ・前日に飲む下剤などの受け取り

  2. 前日
    前日は、朝から基本的に食事は消化の良いもの。お粥、豆腐、素うどん、アメ、プリンなどしか口にしてはダメ。食物繊維などの繊維質、消化に悪いものは口にしてはダメとのことで、空腹との戦いとなります。ほぼ絶食に近い形になります。夕食は前日の夜9時までにすませて、1回目の下剤(錠剤)を飲んで就寝します。
    筆者が前日に口にしたのは
    ・チョコレート
    ・じゃがいもスープ
    ・プリン
    ・豆腐
    などで、非常にお腹が空きました。
               
  3. 当日の朝
    当日の朝は8時から2時間に渡り、1800mlの下剤を飲んでいきます。マグコロールPという下剤です。キャンプのジャグのようなビニール容器の中に白い粉が入っており1800mlの水で溶かして飲んでいきます。10分おきに150mlずつ、2時間かけて全量を飲み切ります。
    筆者は特別な苦労はしませんでしたが、人によっては飲みきれない、途中で気分が悪くなるなどのこともあるので注意が必要です(体調が悪くなったらすぐ、受診する病院へ連絡)。

    飲んでいる途中から、お腹がゴロゴロし始めてきて、トイレが近くなります。腸にある便を完全に排泄し終わったら完了です。
    しかし、前日からあまり食べれないので、ここでも空腹との戦いです。。

     




  4. 検診時
    健診の時間になったら、受診する病院へ移動します。最初に受付と説明を受けてから検診に臨みます。当日の血圧測定や体調を確認するといよいよ検診です。
    最初に腸の動きを抑える薬を注射します。

    そして、横向きに寝てからカメラを挿入していきます。ある程度まで行くと仰向けになり、カメラが腸の中を進んでいきます。ガスを入れて腸を膨らませて見えやすいようにしながら進んでいきます。人によるかと思いますが、筆者はそれほど違和感を感じずに、こんなものかという感じでした。
    どんどん進んでいって、腸の一番奥まで行くと先生が「一番奥まで来ましたので、抜いていきますね」ということで、カメラのバック、引き抜き作業が始まります。しかし、挿入するのも抜くのもそれほど違いはわからず、なんとなくカメラが戻ってきているかな?という感じでした。途中で看護師さんが血圧と酸素や脈拍測定も実施してくれます。

  5. 検診が終わった後
    カメラが終わったら、先生から結果説明。ここで問題なければ何もなし、ポリープなどの異常がある場合は紹介状を書いてくれて、別途病院に行き除去を行う対応を取ります。
    筆者は今回、憩室があるとのことで経過観察。また2年後くらいに実施してくださいねとのことでした。

    憩室は食物繊維不足などで起こる・・加齢と共に起こるとのことで、40半ばの筆者は要注意です。飲み過ぎ、食べ過ぎに注意せねばということです。

    数年前にポリープが発見されましたが、その時は別途病院で除去を行いました。がんになると厄介なので、やはり定期的な検査、健康的な生活は大事になります。

    そして、病院を出たのちに、腸にガスを入れられているので、帰りの電車でお腹がゴロゴロ、結構痛い・・・早く家に帰ってトイレに行きたいという状況に陥るので、ある程度落ち着いてから家に帰るのが得策です。

     

大腸カメラのメリット

受けてみて感じたメリットです
・意外に簡単に行える
・そんなに痛くないし、苦痛でもない
・何もないですよと言われた時に精神的安定が得られる
・何よりも、目視で病気が発見できて迅速な対応が可能になる

大腸カメラのデメリット

一方で、デメリットは
・前日の食事制限が苦しい
・当日の下剤とお腹のゴロゴロが発生する
・検査が終わった後のお腹のゴロゴロが少し苦しい

まとめ

前日と当日の空腹やお腹のゴロゴロがありますが、やはりカメラで確認、プラス通常の検便などで確認を行い健康な大腸で過ごせる、何かあった時はすぐに治療に入れるということで、定期的な大腸カメラは大事なことだと思いました。

食生活も注意して健康な大腸を目指したいですね!

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